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June 02, 2007

たら34回『行ってみたいあの場所へ〜魅惑の舞台』

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本のたらいまわしTB企画34回目となっています。
誰でも参加できますので、お題についての記事を書いて
主催者様参加者様にTBをしてみてください。

今回の主催者様は、 「Ciel Bleu」の四季さん
お題は、 「行ってみたいあの場所へ〜魅惑の舞台」

本を読んでいる時に、「ああ、この場所に行ってみたい」と思うことってありませんか? それはどこかの街角かもしれないですし、雄大な自然の中かもしれません。過去の歴史の中の場所かもしれないし、架空の世界かもしれません。紀行文を読んでいて、思わず旅に出たくなってしまうこともあるでしょう。フィクション、ノンフィクション問いません。本を読んでいて行ってみたくてたまらなくなった場所があれば、ぜひ教えて下さい。もちろん、その本がきっかけで思わず本当に行ってしまった…! というのもアリです。^^ さて、あなたが行ってみたいと思われるのは、どこでしょう?

32回「ねこ・ネコ・猫の本」も、33回「悪いやつ」も考えているうちに、
時が過ぎてしまいました。くぅぅぅ。無念じゃ!
ということで、あれもこれもひっくるめた離れ業をば・・・(えー!?)
ついでだ、たら本の看板が素敵なので、貼っちゃえぃ!(えええー!?)
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※よい子はまねしないでくださいね。

32回「ねこ・ネコ・猫の本」の主催者さまは、柊舎の書庫のむつぞーさん。
33回「悪いやつ」の主催者さまは、読書記録の檀さんです。

********
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●三つの金の鍵―魔法のプラハ/ピーター・シス
  まずは、中世の匂いわきたつ石畳の街、チェコプラハ。

三つの金の鍵―魔法のプラハ三つの金の鍵―魔法のプラハ
ピーター シス Peter Sis 柴田 元幸

BL出版 2005-03
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プラハの町の魅力を、中世の三つの有名な伝説と三つの鍵を掛け合わせて、
幻想的に豪華に表現しつくした絵本です。
黒猫さんが道先案内をしてくださいます。
人っ子一人いないプラハの街全体が迷路のようになっていたり、
建物から人間の顔が浮き出たり、顔から体から全部本で出来た図書館員や、
果物や野菜で出来た不気味な人間など・・・
異様な雰囲気をかもし出しています。これらのイラストは中世マニエリスムを
代表するジュゼッペ・アルチンボルドの絵画に霊感を得たものだそうです。
三つの伝説というのは、カレル橋を建てた中世騎士「ブルンツヴィーク」の伝説、
ユダヤ人を守るために作られた人造人間「ゴーレム」の伝説、
そして1490年に天才天文学者「ハヌシュ」によって作られたプラハを象徴する
天文時計の伝説です。三つの伝説の巻物と三つの鍵を手にして、
主人公が少年時代の家に入ることができるまでを描いています。

********
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●狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏
   そして、ドイツバイエルン・ノイシュバンシュタイン城です。

狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏
ジャン デ・カール Jean Des Cars 三保 元

中央公論新社 2002-05
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ワーグナーに心酔し、絢爛豪華な城の建築に情熱を傾けたバイエルン王ルートヴィヒ二世。オーストリア皇妃を慕いつつ美しい青年の肉体に惑い、夢幻の王国の住人になっていった美貌の王の劇的生涯とその謎に満ちた最期を描く。

頽廃も狂気も奇行も、世紀末的なロマンの極み。
夢の中で悪夢を見、夢に侵食され、転落への道を辿り、
彷徨う魂の甘美なこと!!!あああああ。

●映画は、コチラです。

ルートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスタールートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスター
ヘルムート・バーガー ルキーノ・ヴィスコンティ ロミー・シュナイダー

紀伊國屋書店 2006-07-29
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*****
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●津軽
   で、現実に戻って…一度はいっておきたい場所。

津軽津軽
太宰 治

岩波書店 2004-08-19
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おすすめ平均

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「信じるところに現実はある」

すごいなぁ太宰は。
桜桃忌(三鷹禅林寺)には、死ぬまでに一度はいっておきたい。

******
【追記】
しまった、忘れてた。
シナン、村田エフェンディ滞土録のトルコにもいってみたいんだった。
セリミエ・ジャーミー(ブルーモスクとモスク)の青い逆さチューリップ。
生きてるうちにこの目におさめたいです。

シナン (上) シナン (下) 村田エフェンディ滞土録

Posted by li-cafe at June 2, 2007 10:55 PM
Comments

●四季さん
わ〜お読にになられたのですね。嬉しいです。
これ、原画は、もっとすごかったんですよ〜。
その奥行きと透明感に何かがやどっているとしか思えないような迫力がありました。
四季さんにも、みていただきたいですぅううう。

チェコの石畳には、たくさんの想いが浸透されてるんですよね。
ぜひ、一度、訪れてみたいです。

Posted by: pico at June 27, 2007 10:23 PM

picoさーん、「三つの金の鍵」読みましたよ!
いやあ、目を奪われる本でした…
確かに子供が読んだら悪夢をみてしまうかも。
でもほんとプラハに行きたくなりますね。
この雰囲気、肌で感じてみたいです。
天文時計とかその他もろもろも見てみたい〜。

素敵な本のご紹介、ありがとうございました!

Posted by: 四季 at June 27, 2007 05:37 PM

●Mlle C さん
おはようございます〜!
三つの金の鍵は、中も幻想的で美しいんですよ。すごいです!
子供が読んだら悪夢をみてしまうかも。ぜひぜひ、ごらんくださいませ。

ヴァバリアのヲタ王!
ほんとだ!(笑)
そうそう、渋澤が、ルードヴィヒを補完してくれたように思います。
ヲタも時空を超えれば、列記とした芸術。
そう思うと、やはりイレモノだけのノーシュバインシュタイン城をみても意味がないかもですね。しょぼぼん。
ああ、それでも、俗物の私は、耽溺したいですぅ。

確かに、この後ろ姿・・・似てますね。
ジョニー@海賊映画にもみえたりして。。。

Posted by: pico at June 5, 2007 12:16 PM

●檀さん
おはようございます!

>いいもわるいも、その集大成のような城。

ほんと、おっしゃる通りですね。
それをモデルにしたディズニー、恐るべしです。(笑)

「KAFUKA 迷宮の悪夢」
そうですそうです!
カフカの「城」のモデル、プラハ城にもいってみたいです。
チェコアニメの世界展でもすごく感じたのですが、色彩など目にみえるものは禁欲的なのですが、静かでいながらにして、ガツンと訴えてくる力強さをひたと感じました。
ほんと、遠いですけど、いってみたいです。

カイルマクラクランで思い出したんですけど、ツインピークスにもいってみたいです。^^


Posted by: pico at June 5, 2007 12:02 PM

●天藍さん
うわ〜い!!!
いきましょういきましょう♪
トルコ〜チェコツアー!!!
文化の境目の国のなんともいえない不思議さをぜひ、体感したいです。
その場所自体に意志を感じてならないです。
はぁ〜どきどきします〜(笑)

「三つの金の鍵」
黒猫が案内するだけでなくって、街自体に大きな猫が潜んでる絵があるんですよ。
原画をみたんですけどね。そのすばらしさに鳥肌がたちました。
萩原朔太郎の猫町もそうなんですけど、猫ってやはり冥界の使者なんでしょうかね〜。
うれしいわ〜(謎)

ゴーリー!!!
思わず、蒼い時をひっぱりだしてみてしまいました。
スッコットランドにもいきたくなりましたわ。笑

Posted by: pico at June 5, 2007 11:33 AM

●四季さん
あぅーーーー
ドナウの旅人!忘れていました。
そういえば、みらくるさん、お元気なんでしょうか。。。

「三つの金の鍵」
読んでよし、眺めるもよし。
ほんと、豪華な一品です。ぜひぜひ、おそばにおいてやってくださいませ。
ゴーレム、図書館の魔法使い、錬金術師、街に潜む猫。。。とにかく幻想的このうえない世界感。
物語的には、もう少しほりさげてほしいってのもありますが、この絵だけでも十二分にすばらしいので仕方ないです。
いや、これに関する物語がありましたら、ぜひ教えてほしいです。(たよりにしてます!)

お母様、ヴィスコンティがお好きでいらっしゃるのですね。
うちの母もそうなんですよ〜。
ビデオは母のものなんです。
デジタルリマスター、みせてあげたかったです。

Posted by: pico at June 5, 2007 11:22 AM

●overQさん
おはようございます!
もう読まれたでしょうか?「三つの金の鍵」
シスのアニメーション「頭」も、ぜひぜひoverQさんに見ていただきたいです。
すごいです!
シスって、亡命作家なんですよね。
チェコの暗さ?どこか禁欲的なところが、巧い具合に顕れている作家さんだと思います。

プラハ!
そうそう、カーさまのプラハ城もいってみたいです。
また、チェコの解説、よろしくお願いします!

>カタリと文字が出会うところに生じる文芸性のようなもの。
>津軽で、太宰も、自分の文体の運動性

激しく納得です。
三つの金の鍵も、シスが娘マドレンカに対して、自分の故郷を紹介したもの。

“カタリと文字が出会うところに生じる文芸性”の謎、ぜひ紐解いてください!

Posted by: pico at June 5, 2007 11:08 AM

●菊花さん
おはようございます!
菊花さんも、チェコアニメの世界展、ゆかれたのですね。
私も、いきました!
ピーター・シスの原画と「頭」というアニメーションに釘付けでした。
で、思わず購入してきたのが、この絵本。
こちらの伝説とキーワード、ほりさげてみたいです。
ゴーレムなんて、すごくきになります。

>ルー狂王の視線が右斜め上

ぷっ。ほんとだ。
これぞ、本家本元の斜に構えるってやつでしょうか。。。
単に、肖像画を描く絵描きが美しくなかったからとか。。笑

Posted by: pico at June 5, 2007 10:46 AM

●ワルツさん
えへへ。
これエントリーしてからも、そうだあそこもあったー!というのがいっぱいでてきて大変です。
ちょっと、戻ってこれない・・・これぞ、ほんとの離れ業!(幽体離脱!?笑)

ルドルフとルードヴィッヒの妖しい関係・・・
そうそう!ヘルムートバーガーとヴィスコンティの妖しい関係もきになりますね。
やはり、究極の美と快楽を追求すると同性愛になってしまうのでしょうか。

太宰は、ワルツさんもご存知のように、とにかく読みやすいので、ざくざく読むに限ります。
途中でいやになるくらいに。。。笑
『もの思う葦』をちょこちょこっと読みはさむのもおすすめです。

Posted by: pico at June 5, 2007 10:37 AM

●LINさん
私の場合、世にたくさん本はあれど、偏読なので、何回かをまとめてちょうどよいのかもです。(笑)

ピーター・シスの絵は透明感と妖艶さをあわせもっているので、本当に素敵です。
ぜひぜひ、一度、手にとってごらんくださいませ。

お城はまだありますよ。
ルードヴィヒツアーなんてのもあるようです。^^;
映画は、ふんだんにロケをしているので、4時間とべらぼうに長くてしかも暗いですが、見応えは十二分にあります。
洞窟のお城リンダーホフ城と、ヘーレンキームゼー城もみてみたいです。

Posted by: pico at June 5, 2007 09:47 AM

三つの金の鍵、素敵な表紙ですね。
私の中のプラハ像って中世都市のイメージと、「鉄のカーテン」の時代のイメージが入り交じって、なんとなく漠然としてるんです。
最近はだいぶ観光地化されてるみたいですけどね。

ルートヴィヒ二世、菊花さんもあげてらっしゃいましたね。
私の中では澁澤の「バヴァリアの狂王」なイメージだったんですが、河出の『澁澤龍彦初期小説集』の解説で、佐藤亜紀が「バヴァリアの狂王ではなくバイエルンのヲタ王」と書いていて笑いました。
たしかに彼はオタク以外の何者でもない!
ところで今回のバナーの男性、後ろ姿からルートヴィヒを連想してしまったのは私だけでしょうか?

Posted by: Mlle C at June 5, 2007 12:41 AM

こんにちは。
ノイシュバンシュタイン城、いってみたいですね。
ヨーロッパの美意識は、歴史が作り上げた感がありますよね。いいもわるいも、その集大成のような城。
プラハといえばカイル・マクラクランの「KAFUKA 迷宮の悪夢」の印象が強いです。
中世的なんだけど、沈んだ感じで、上手くいえないけど、ヨーロッパのほかの都市とは違うんだなと感じた記憶があります。
行ってみたいけど、本当に遠そうです…。

Posted by: at June 4, 2007 08:33 PM

こんばんはー^^

ノイシュバンシュタインー!!(涙)
プラハー!!(泣)
そうそう、チェコは本もアニメもとても素敵で惹かれます!
チェコとトルコ、ぜひぜひお供させてくださいませ^^
どちらもアジアの最も西洋的な端というか、独特のイメージがありますよね。
pidoさんのあわせ技一本!
「三つの鍵」の挿絵、猫さんがとても似合いますわー♪
(何故かゴーリーを思い出したのですが…訳者が同じなんだ。へー。)

Posted by: 天藍 at June 4, 2007 08:33 PM

picoさん、ご参加ありがとうございます〜。
「三つの金の鍵」が読みたいです!
好きそうな匂いがぷんぷんします。探してみよう。
プラハにも行ってみたい… あとハンガリーとか。
っていうのは、「ドナウの旅人」の影響が大きいです。(笑)

ノイシュバンシュタイン城は、近くまでは行ったんですけど
中には入らなかったんですよ〜。残念。
外から眺めるだけでも、十分素敵でしたが!
映画は母の付き合いで観ました。
ヴィスコンティ好きなんです、うちの母。

Posted by: 四季 at June 4, 2007 08:15 AM

プラハ、行ってみたいです!
ヨーロッパの東というより、アジアの西の端なのかもしれません。
錬金術とかソロモンの指輪とかゴーレムとかは、アジアから北上してきたものの残響にちがいないです。
この絵本は、明日にでも読んでみますね☆

この頃、文字を知らない人のカタリに興味があるんです。
カタリと文字が出会うところに生じる文芸性のようなもの。
津軽で、太宰も、自分の文体の運動性が、どういう場所から出てきてるか、確かめたんじゃないでしょうか。

このことで、いま興味を持ってるのは、夢野久作。
あの人は、たぶん文盲の遊行する語り部を直接に見るか、近場で噂に聞いてたかしてたと思います。
夢野の、どうしても近代文学の諸ジャンルからはずれてしまう感じは、そこから生まれてる気がしています☆

Posted by: overQ at June 3, 2007 08:06 PM

>三つの金の鍵―魔法のプラハ/ピーター・シス
あーっ、この絵本、美術展で読んだーーー。
「チェコの絵本とアニメーションの世界展」の一室に、
チェコの絵本がずらっと並んでいて、自由に読めたんですよ。
で、その時にたまたま読んだのがコレ。
伝説とかキーワードとかの知識があれば
さらに面白いんだろうなと思った記憶が。そして、
「ほのぼの」だけではない絵本の凄みを思い出したのでした。
>狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏
気になるんですけど、ルー狂王ってどうしていつも
視線が右斜め上なんでしょうか??
彼的にはそれがイケテル角度だったのかしらん??

Posted by: 菊花 at June 3, 2007 07:35 PM

picoさん、数々の離れ業にくらくらしてます〜@@

ルードヴィッヒ2世の狂気、どきどきします。あぁぁぁ。(意味不明)
エリザベートもだけど、芸術を愛するヴィッテルスバッハの血。。。彼女の息子ルドルフとルードヴィッヒとの妖しい関係も。
picoさん、私も連れてって下さい。

太宰の世界は、これからpicoさんに少しずつ教えを乞いたいです。宜しくね。

Posted by: ワルツ at June 3, 2007 03:30 PM

おお、3回分まとめてとはグッドアイデア(笑)
『三つの金の鍵』は表紙を見ているだけで
吸い込まれそうです。
>『狂王ルートヴィヒ』
わわわ、何ですか、このおもしろそうな本は。
買う、買う。
映画もよさそうですね〜。
松岡正剛さんの解説を読んだのですが
お城もすごいですね。見てみたい。
まだあるのでしょうか?
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0781.html
“電気仕掛けの人工洞窟に
ローレライを再現してみせたリンダーホフ城”
なんて、すごいすごい。
映画ではそのあたりも再現されているのですか?

Posted by: LIN at June 3, 2007 11:45 AM
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