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June 05, 2004

トーク・トゥ・ハー

Talk to her.jpg
「トーク・トゥ・ハー」 Talk to her公式HP (DVD鑑賞)

事故で植物状態になった女性ダンサーを献身的な介護とともに偏執的な愛情で見守る男と、恋人が事故に遭い同じ境遇に陥った男との奇妙な友情を描いた究極の愛。
〔監督脚本〕ペドロ・アルモドバル
〔キャスト〕レオノール・ワトリング(眠れるバレリーナ アリシア)
       ハビエル・カマラ(献身的な看護士 ベニグノ)、
       ダリオ・グランディネッティ(泣く男 マルコ)
       ロサリオ・フローレス(悲劇の女闘牛士 リディア)
〔特別出演〕ピナ・バウシェ(ダンサー)
       カエターノ・ヴェローゾ

私から皆さんに贈る抱擁です。
皆さんひとりひとりの胸で抱きとめてほしい
抱擁なのです。
そして、抱擁というのは,
あたたかくなければなりません。
         by ペドロ アルモバドル


キタ *・゜゚・*:.。..。.:*・ ゜(゚∀゚) ゚ ・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!
んもぉおお。変態映画☆大好きっ!!!
心は変態と思ってないからこそ!あえて、変態!って言っちゃおう!

人間は愛によって孤独を知り、孤独だからこそ、愛することができる。
愛も真実も、結局は本人しか知ることも判断することもできない。
出演者のどの行為が正しいとか、おかしいとかいうのではなくて、
人間同士の関係性とか、そこに発生する感情の揺れや共感が、
見事なまでに鮮やかに描かれています。これぞ、映画芸術☆☆☆
映像や構成は刺激的なんだけれども、何ともゆるやかであたたかい。
遠い遠い記憶ー母の胎内で浮遊してるような感覚を味わいました。

この映画に出会えてよかった。
薦めてくれた赤パンちゃん、ありがとう!☆熱烈感謝☆
赤パンちゃんのエントリーは、コチラ!GO!

ちなみに私、冒頭のバレエシーンで、既に、涙あふれてしまいました。
この狂おしくもせつない、そして懐かしい気持ちは、いったい…?
勅使河原三郎さんのダンスに似てるなとか、頭のはじっこで考えていて…
調べてみたら、なんと!冒頭のダンサー、ピナ・バウシェの
「カフェ・ミュラー」!!!日本公演、観てるんでした。
びっくり。感動したはずなのに、何でぬけおちてたんだろう?勿体無い。
でも、思いもよらない所で、又、こうして出会えたことを嬉しく思う。
もうひとつのピナ・バウシェの舞台演目は「炎のマズルカ」です。

そして、もうひとつは、カエターノ・ヴェローゾのライブだ。
「ブエノスアイレス」のイグアスの滝で、流れるBGM。
「ククルクル・パロマ」(「トーク・トゥ・ハー」サントラ3曲目)
「ブエノスアイレス」サントラ1曲目・滝音つき!)
意識が遠く遠く、天(愛)に向かいときはなたれるてく恍惚の音楽。
大好きで、繰り返し繰り返し何度も聞いた曲。
ドライブで、この曲をリピートモードにして、家に帰れなかったこと多々あり。笑
それが、いきなり、劇中で、生で演奏されるのです。
ゴージャスすぎるっ!不意打ちくらいましたよぉ。号泣・・笑

【印象に残った映像・言葉など】
※自分の為の記録です。
 ネタバレありますので、読みたい方だけ空白をドラッグしてね。
・ピナバウシェ、ダンス「カフェ・ミュラー」
・泣く男
・闘牛
・闘牛コスチューム(コルセット)
・黄色い壁
・赤いベッド
・バレエの先生
・白いドレス
・髪留め
・陰部の洗浄
・シュールなモノクロ映画「縮みゆく恋人」
・鮮血
・カエターノ・ヴェローゾ ライブ
・ガラス越しの会話
・ピナパウシェ/ダンス「炎のマズルカ」
・「今、ここで君を抱きしめたい」
・泣く男と、杖をつく女
ベニグノは、真に彼女と話たかったんですよね。
生きている彼女と。
間違ってはいるけれど…ベニグノの献身的な愛によって、
アリシアは覚醒したのだと、私は思いました。

Posted by li-cafe at June 5, 2004 07:13 PM | TrackBack
Comments

●d・t さま
はじめまして。
コメントいただきましてありがとうございます。
映画は、静かに燃える青い焔のようなとても癖のある作品なので、誰にでもおすすめできるものではないのですが・・・・とてもとても心に響く素晴らしい作品でした。
カエターノという音楽が、ここまでしっくりくる映画もないのでは?と思ったりします。
ぜひぜひ、ごらんくださいまし。

Posted by: pico at January 2, 2010 07:46 PM

映画は見ておりませんが、以前NHKの竹村さんのコーナーで解説と アルバムの2曲目に入っている「アブレ・コン・エリア」という曲が素晴らしくMDで聴いて映画を想像しています。
またネットでいろいろ調べてnapsuta- でも出ている'Vicente Amigo' やalberto Iglesias など調べて聴いて素晴らしいアーティストを続々発掘して映画もさぞいいのだろうと想像しています。

Posted by: d・t at December 25, 2009 04:50 PM

映画は見ておりませんが、以前NHKの竹村さんのコーナーで解説と アルバムの2曲目に入っている「アブレ・コン・エリア」という曲が素晴らしくMDで聴いて映画を想像しています。
またネットでいろいろ調べてnapsuta- でも出ている'Vicente Amigo' やalberto Iglesias など調べて聴いて素晴らしいアーティストを続々発掘して映画もさぞいいのだろうと想像しています。

Posted by: d・t at December 25, 2009 04:50 PM

映画は見ておりませんが、以前NHKの竹村さんのコーナーで解説と アルバムの2曲目に入っている「アブレ・コン・エリア」という曲が素晴らしくMDで聴いて映画を想像しています。
またネットでいろいろ調べてnapsuta- でも出ている'Vicente Amigo' やalberto Iglesias など調べて聴いて素晴らしいアーティストを続々発掘して映画もさぞいいのだろうと想像しています。

Posted by: d・t at December 25, 2009 04:49 PM

●Bootanさん
素敵なコメントありがとうございます。
Bootanさんのおっしゃるとおり、アメリカは、とんでもないところへいきつつありますね。
なんとか、真の自由や芸術を死守してほしいと願うばかりです。

ククルクル・パロマの説得力は、何度、聴いても震えます。
こういった音楽の持つ力を信じるしかないですね。

Posted by: pico at February 21, 2005 11:33 PM

初めまして
映画にも感動しましたが、
何と言ってもCaetano Velosoのククルクク・パロマに感動しました。久々に心に染み入りました。
1967年頃ですが、サンフランシスコでも、この曲と曲名は忘れましたが、やはりメキシコの曲がヒットしていたのを子供心に覚えています
。国は きらきら していて、すべてを受け入れていたアメリカを思い出します。
そのアメリカが芸術性、融合性を忘れ、イラク戦争に走る中、この映画にアカデミー脚本賞を贈った事を思い出して欲しいです。

Posted by: Bootan at February 21, 2005 01:43 PM

●LayBackさん
いえいえ、こちらこそありがとうございます。
あんまり嬉しかったので、つい。笑
そうですよね、あの鳩の鳴き声。
以前、ブエノスアイレスで訳詞を読んだ時、
あまりピンとこなくて、今回も、音楽のわりには、訳詞は、思ったよりもこないな。
とは思っていました。
プリンスが、フェンダブズクライを唄っていたり、
ブレードランナーの最後で、鳩が飛んだり、
海外と日本では鳩に対する気持ちの流れが違うのかな?と考えています。

ま、そういうのなくても、
ヴェローゾの、ククルクル〜〜〜は、すごいですね。
これを機に、いろいろ聞いてみます。

Posted by: pico at June 6, 2004 11:13 PM

はじめまして、LayBackです。ブログへのコメントありがとう。トーク・トゥ・ハーは割と気に入ってる映画です。カエターノのライブのシーンはさすがに感動しました。あの挿入歌ククルクク・パロマは悲恋の果ての死を歌った曲で、もともとはメキシコの曲なんです。あの、ハトの鳴き声のサビの部分は彼の歌唱力だからできるんでしょうね。

Posted by: LayBack at June 6, 2004 04:23 PM

うんうん。
ずっと会ってなかった恋人に出会えた感じ。
焦点に、ずばずばっときて、もうたいへん♪
虚である映画だからこそできる技だよね。
これだけ、せつなく暗くても、楽しさと力強さを失ってない仕上がり。
おすぎの100年分の涙のわけ、よぅくわかりましたよ。
赤パンちゃん、本当に、ありがとう!!!!!

Posted by: pico at June 6, 2004 01:06 AM

さっそくです。
もう、いいですよねー、これ!!
((((≧▽≦))))
最初から最後まで心を奪われ続け、終わったときには「ええ、もう終わりぃ!?」って思っちゃいました。
ここまで彼女を愛していたのがすごいし、彼の頭の構造が見てみたい(笑)
愛する人間の辞書に犯罪の言葉は存在しない!

Posted by: 赤パン at June 5, 2004 11:11 PM
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